本学大学院生が第56回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を受賞

受賞

 2021年8月20日(金)、北見工業大学大学院生の古矢達也さん(博士前期課程 社会環境工学専攻2年、指導教員:川口貴之教授)、小山真輝さん、松下功志郎さん(ともに博士前期課程 社会環境工学専攻2年、指導教員:川尻峻三准教授)の3名が、第56回地盤工学研究発表会において優秀論文発表者賞を受賞しました。
 本発表会は、公益社団法人地盤工学会が開催している全国規模の学術講演会で、今回は7月12日(月)~15日(木)にオンラインで開催されました。「地盤工学会優秀論文発表者賞」は今後の地盤工学分野を担う若手技術者及び若手研究者の活性化、研究意欲の向上を目的として設立された賞で、「地盤工学会の発展に貢献しうる優秀な論文を適切に口頭発表した」と認められた35歳以下の技術者及び研究者に贈られます。

受賞者及び発表タイトルは以下の通りです。
 古矢達也:2層のジオセルからなるのり⾯保護⼯の浸透抑制効果に関する検討
 小山真輝:河川増⽔時の橋台背⾯盛⼟流出対策⼯の試験施⼯と間隙⽔圧の観測
 松下功志郎:材質・種別が異なる帯状補強材の引抜き抵抗⼒の発揮メカニズムの検討

 これらの研究は、本学が北見市から無償提供を受けているオホーツク地域創生研究パークをフィールドとして「地域と歩む防災研究センター/SAFER」で取り組んでいる積雪寒冷環境における地盤防災・減災技術に関するものです。今後も、様々な分野の教員が所属するセンターとしてのメリットを活かした研究を進め、地域の防災力向上に資する研究成果を社会に還元していきます。

オホーツク地域創生研究パーク
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