「大学で学ぶサイエンス」を実施しました

インフラ耐災技術研究部門

 2019年9月7日(土)、「大学で学ぶサイエンス」を実施しました。

 「大学で学ぶサイエンス」とは、大学で行っている教育・研究を地域の高校生に体験してもらうイベントの1つです。北見をはじめとしたオホーツク管内の高校生に参加を呼びかけたところ、今回は20人の高校生が参加しました。

 今回のテーマは「災害に強い街をつくれ!~丈夫な地盤と締固め(しめがため)~」で、当センター(SAFER)の 川尻 峻三 センター長、川口 貴之 副センター長が講師をつとめました。

 参加者はまず、地盤工学について講義を受け、災害に強い街はどんな街か、そのために何ができるかを考えました。午後は、どうしたら強い土、強い地盤をつくることができるか考えながら、実際に土や砂を混ぜて小さな地盤(供試体)を作成しました。その後、作った供試体に圧力をかけてどのくらい耐えられるかを観察し、その結果と考察を班ごとにレポートにまとめて発表を行いました。緊張しながらも真剣に、そして楽しそうに取り組む高校生の皆さんの姿が印象的でした。

 参加した高校生からは「普段できないことを体験することができて楽しかった」「失敗はしたがどうすればできたのか考え、理解できてよかった」などの感想が寄せられ、それぞれ充実した1日となった様子でした。

 参加した高校生のみなさん、お疲れさまでした!

講義の様子
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