白川准教授が札幌市内の積雪調査を実施しました

突発災害調査研究部門

 2022年2月5日(土)から6日(日)にかけて記録的大雪となった札幌市の積雪状況を把握するため、突発災害調査研究部門の白川龍生准教授が、2月12日(土)に札幌市内で積雪調査を実施しました。
 白川准教授は日本雪氷学会北海道支部会員と分担し、豊平区内の月寒公園パークゴルフ場にて積雪断面観測を実施しました。積雪深は108cm、積雪水量(積雪を融かして水にしたときの水深)は315mmで、いずれもこの時期の札幌市内としては高い値です。また、札幌市中央区、豊平区、南区内の数カ所にて、道路脇の雪山(高さ2~3m)や道路幅員について、市街地の実地調査を行いました。

 調査内容の速報については、下記のPDFよりご確認ください。

調査結果の詳細については、2月18日(金)~3月4日(金)に実施する広域積雪観測結果と併せて、3月中旬頃に北見工業大学学術機関リポジトリ(KIT-R)への登録を予定しています。

 なお、白川准教授は毎年、北海道内各地の積雪状況を調査・分析して広く公開しています。
 2021年の広域積雪調査データ集はこちらから閲覧できます。
 【道央・道東・道北41地点における広域積雪調査(データ集:2021年)】
(クリックすると北見工業大学KIT-Rのページへ移動します)