「2024年度防災フォーラム・北見」を開催しました

講演
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 去る3月27日(木)、北見工業大学多目的講義室にて、「2024年度防災フォーラム・北見」(主催:自然災害研究協議会 地区自然災害科学資料センター)を開催しました(参加者数:38名)。
地域と歩む防災研究センター(SAFER)は後援として、本フォーラムに協力しました。
 今回の講師は、SAFERのアドバイザーでもある社会環境系教授・渡邊康玄先生(河川防災システム研究室)にお願いいたしました。渡邊先生は2024(令和6)年度をもってご退職されるため、今回の講演会は最終講義としても実施されました。
 先生は、社会環境工学科および地域未来デザイン工学科社会インフラ工学コースにおいて17年間にわたり教鞭をとられ、河川防災分野において数多くの業績を残され、大学では、副学長や学長補佐などの要職も歴任されています。
 今回は「北海道の豪雨災害を振り返って」を演題とし、北海道で発生した豪雨災害時の調査結果に基づき、今後の課題についてご講演いただきました。特に出水時における河川の様子について、これまでのご経験から貴重な着眼点をご提示いただくとともに、これからの研究者や技術者を目指す若者たちへ、温かいメッセージを送ってくださいました。
 なお、先生は本年4月より、北見工業大学内に設置される寄附講座「河川環境・防災工学講座」の特任教授として、引き続き研究活動を推進される予定です。
 渡邊先生、このたびは誠にありがとうございました。

講師:渡邊 康玄先生
講師:渡邊 康玄先生