留学生を対象とした救命救急講習会を実施しました

イベント

 2025年10月9日(木)、学内において留学生を対象とした救命救急講習会が行われ、11名の留学生が参加しました。当日は北見地区消防組合消防本部の福山優花係長に講師をお願いし、約1時間、心肺蘇生法、AEDの取り扱い、119番通報の実践を行いました。普段、日本語で意思疎通ができる留学生においても、実際の通報や他者への指示出しなどは困難な部分も見受けられました。参加者全員、普段からの心構えの重要性を理解できた講習会になりました。

 また、AEDは言葉だけでなく、やり方も表示してくれるため、留学生は見ながらできる点もやりやすかったと話していました。同時に学内のAEDの場所も確認し、緊急時の備えもできました。留学生の中には、消防への通報は119番ということも知らなかった学生も見受けられ、今後全留学生を対象とした講習会も実施してきたいと思います。

 なお、北見地区消防組合の通信指令センターでは、多言語に対応したシステムも備えているとのことです。今後も北見地区消防組合と連携し、継続した取り組みを行っていきたいと思います。 (担当:SAFER 鈴木衛、通訳:ラワンカル准教授)

心臓マッサージのコツを習う学生
大学内にあるAEDの使い方を教えてもらいました
AEDを使用しながら心臓マッサージをする様子
119番に連絡する訓練
3号館ロビーに設置されているAED