【第40回寒地技術シンポジウムにおいて発表された論文が寒地技術賞(地域貢献部門)を受賞しました】

受賞

 第40回寒地技術シンポジウムにおいて発表された論文「厳冬期における避難所の給配電に向けた電動車の活用可能性に関する研究」が、寒地技術賞(地域貢献部門)を受賞し、令和7年11月19日に札幌コンベンションセンター 特別会議場で開催された寒地技術シンポジウム開会式内において、授賞式が行われました。

 本研究は、SAFERと北海道開発局網走開発建設部が事務局のEV推進協議会(当時)、株式会社ドーコン、斜里町ウトロ地区の皆さんとの共同研究を取りまとめたものです。

 受賞理由として、冬季の避難所の対策における電力は、暖房や暖かい食事の提供だけでなく、照明や通信・医療機器の利用等、避難所での生活と安全、QOL(Quality of Life)の向上を支えるために必要不可欠であり、電動車の「動く発電機」として活用可能性について検討した実験は、今後の避難所対策として大変重要であると、高く評価されました。

 研究内容については、SAFERのHPにあるSAFER R&D Report 2025.3 Vol.5にも掲載されておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。(文責 髙橋)