北見市冬季避難所開設・運営訓練

地域協働防災研究部門

2022年12月19日(月)、北見市武道館において「北見市冬季避難所開設・運営訓練」が実施され、地域協働防災研究部門では訓練中における避難所の環境計測を担当しました。新型コロナウイルス感染症の拡大警戒が続く中での停電を伴う冬季災害を想定した訓練であり、避難所開設から撤収までの期間中の室内空気環境計測を実施しました。

当日13:40から16:10にかけて、受付の設置、一般避難者・患者スペースの設置、避難者の案内および発熱者の対応といった一連の訓練が行われました。訓練中の暖房器具はジェットヒーター1台のみでしたが、日中の訓練だったこともあり、避難所に設定された武道館道場の室温はおおむね14 ℃一定に保たれていました。

また、CO、CO2および粉塵濃度の測定も行いましたが、いずれの濃度も厚生労働省の定める建築物環境衛生管理基準の値を下回っており、室内環境としては問題のないレベルが確保されていることを確認しました。

 SAFERでは今後も関係機関と協力し、地域の防災力向上に貢献できるよう取り組みを進めていきます。

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