SAFER突発災害調査研究部門の白川准教授が道央・道東・道北41地点における広域積雪調査を実施しました

2023年2月15日(火)~2月28日(月)の期間、地域と歩む防災研究センター(SAFER)突発災害調査研究部門の白川龍生准教授が、北海道内41地点において広域積雪調査を実施しました。これは2014年より毎年実施している調査で、融雪出水期(2月下旬~3月上旬)の直前における北海道内各地の積雪状態を把握するものです。

 調査項目は、積雪の高さ、簡易層構造および積雪水量の3項目で、全ての調査地点で平均的な堆積状況を調査した後に雪面から地面までピットを掘削し、 積雪観測ガイドブック(公益社団法人 日本雪氷学会、2010年発行)の手順に準じた方法で記録しています。

 今回の調査により、41地点のうち32地点で10冬期分、8地点で5冬期分のデータが集まりました。白川准教授は、今回の広域積雪調査期間中、積雪断面観測の生涯通算回数1000回を達成しており、得られた知見は今後分析して公表する予定です。

 調査結果(データ集)は「北見工業大学学術機関リポジトリ(KIT-R)」に掲載していますので、こちらからご覧ください。

 調査の様子