屋外水路を用いた洪水流による実物車両の漂流実験を実施します(終了しました)

 東京理科大学 理工学部 土木工学科 水理研究室と北見工業大学 地域と歩む防災研究センターでは、大規模屋外水路を用いて洪水流による実車両の漂流実験を実施します。
 昨今の豪雨災害で顕著化している河川氾濫被害の一つとして、自動車走行中に洪水流に巻き込まれて漂流する事例が多発しています。先行研究では小型の車両模型を使った室内実験が主に行われていますが、洪水流の中にある実車両の漂流発生条件については未だに不明点が多く、洪水時の車両利用のリスクの認識が十分に浸透していません。
 本公開実験では、屋外大規模水路において洪水流を再現し、実物車両を用いた漂流実験を行い、実車両の漂流メカニズムの解明に資するデータを取得します。

日 時:2021年10月14日(木) 8:30~10:00
    ※悪天候等の場合や新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止または延期することがあります。
    8:30 ~     実験概要の説明
    9:00 ~ 10:00 屋外水路へ給水(実験開始)
    ※実験状況により、終了時間が延びることがあります。

場 所:北見工業大学 オホーツク地域創生研究パーク(旧北見競馬場)
   (〒090-0808 北見市若松306番地)

協 力:北海道開発局 網走開発建設部 北見河川事務所

なお、本実験については、関係者のみで行います。実験結果については、後日お知らせする予定です。